国際社会人
剣道クラブとはSummary of the NPO-IGKC

私たち
国際社会人剣道クラブの、
成り立ちや姿勢を
知ってください。

平成29年 全国例会(鳥取県立武道館)

平成29年 全国例会(鳥取県立武道館)

クラブの概要

「国際社会人剣道クラブ」は関西を中心に
国際化の気運が起こり、剣道を学び、
朝日の記者を経た関西国際協会の
和崎嘉之先生が発起人となり、
菊水テープ西澤社長、仁丹の森下社長、
住友の太田に社長など財界人や、
旧制二高師範の乳井義博氏らによって、
昭和40年9月に結成されました。

戦後の復興がやっと明るさが見えはじめた昭和40年に、
ややもすると古い殻に閉じ籠もりがちな
剣道人のなかにあって、
すでに国際化をめざしたということは
刮目にあたいすることでした。

結成間もない昭和40年11月に、
中華民国(台湾)で第一回の国際大会を開催し、
内外にその存在を認められるように成りました。
その後、東北、関東、東海、近畿、中国、
九州の6地区クラブが結成され、
各地区ごとに月例会を開催する一方で、
毎年、国内、あるいは海外で
大会を開催し、発展してきました。

平成11年5月、
特定非営利活動法人(NPO)として新出発。
平成31年4月には、
東北地区に所属していた北海道が独立し、
新たに北海道地区クラブとして発足。
全国7地区クラブとなり、
益々の発展を目指して活動しております。

ごあいさつ

剣道を通じて寛容と奉仕の精神により、
国際親善に寄与する。

「国際社会人剣道クラブ」は
一九六五年九月に、
近畿地区の社会人剣道家の要望で、
故和崎嘉之先生が
提唱者となって結成されました。
終戦と共に禁止されていた剣道が復活し、
全日本剣道連盟が結成された
十三年後のことです。
国内ではようやく経済復興が進み、
剣道諸団体の体制が整いはじめた時期でした。
このような時期に剣道を通じた
国際交流を目指したということは
刮目に値するものでした。

当クラブの目的は
「剣道を通じて寛容と奉仕の精神により
国際親善に寄与する」ことであります。
私達はこの目的のもとに、「剣道の理念」に則り、
剣道を通じて
「広く人類の平和繁栄に寄与する」ため、
会員こぞって剣道と人格を高め、
世界に対して日本固有の身体文化である
剣道を発信してまいります。
特に、未だ剣道の指導力が行き渡らない国々に対し
応援の手をさしのべてまいります。

平成三〇年 三月吉日

国際社会人剣道クラブ
会長

川瀬 能男